東証やアナリスト協会、IR協議会などの選定により、優良企業が毎年表彰されている。さすがに各企業とも錚々たる顔ぶれであり、その日頃の活動から、宜なるかな、と感じる。
同時に思うのは、表彰されない企業の中にも、表彰に値する企業がたくさんあるのに、なんとかそのような企業にも(というか、頑張っている担当者)にも、光を当てたいなと、強く感じるのである。
私が特に評価したいのは、その企業の内部に「風」を入れている担当者である。
「風」にも色々あるし、その導入方法もいくつかあるのだが、少なくともその成果は明らかである。例えば、某企業の場合、序列が縦に並んだ複数の人々と面談する場合、序列が上の人ばかり話し、下の人はほとんど何も話さない、といった状態だったのが、新任のIR担当責任者(つまり、今の人)になってからは、例えトップがそこに居ても、参加者がなんら臆することなく自由闊達に議論をするようになってきた、ことがあった。
その企業は、IR活動が改善したばかりか、(同根と信じるが)業績も徐々に向上してきたのである。彼こそ評価されてしかるべき人だと感じた。