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「価値」と「価格」 〜塩崎恭久氏の見識〜

つい先月までは多くの国民がホリエモンを称えていたのが、今や踵を返しバッシングの嵐です。株式分割、立会外取引についても似たような状態です。ホリエモンについては評価の前提が当時と今とでは異なりますが、これらの証券に関わる行為については実体に変化はありません。当時から懐疑的な声は確かに少なからずありましたが、トーンは今とは全く異なります。このところの新聞(での識者の声)では、これらの取引に対して論調がかなり厳しくなっており、「濫用」「やり得く」などの単語も目立ちます。「実は私はいけないと思っていた」という声がとても大きくなっているのです。
(少しPRを。当社の当時のレポートでは「株式分割後、株価は存外上がらない」との結果を顧客に報告しておりましたが・・。失礼)
実体は大きくは変わらないのに関心が急速に高まっているといえば、証券取引等監視委員会です。テレビなどで米国と同じに「証券取引委員会」「SEC」と言う人がいます。細かく言うつもりはありませんが、日本の方は「監視」という言葉がついており、略称もSECではなくSESCというのはご存知の通りです。
この組織について、「米国の4000人のスタッフに比べ、500数十人しかいない」「監視しか出来ないからより強い権限を持たせよ」「日本版SECを作れ」などという声が急に大きくなりました。
「日本版SEC」については塩崎氏がずいぶん前から主張されており、「良いことを言うなあ」と思っておりましたが、残念ながら孤軍奮闘という感じでした。今ようやく塩崎氏の意見に皆が追随し始めたようです。
話しはポンと飛びますが、塩崎氏はおそらく何事に対しても「価格」に眼を惑わされることなく、その「価値」を見抜く人なんだろうなと連想した次第です。

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2006年01月30日 00:01に投稿されたエントリーのページです。

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