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中国の経済事情-4

 先週、北京のタクシーに乗ったとき、ちょうど渋滞にはまったので、運転手と雑談をした。運転手の不満は北京の道路建設、都市企画から始まり、最後は収入に集中した。ガソリン高騰のため、毎月の収入が激減し、2000元(約28,000円)前後になってしまったとのことだが、本当のところ、私には現金で定期収入が得られるタクシー運転手などのような人はそんなに貧しいとは思えない。一番困っているのは1000元前後しか収入がない人ではないだろうか。北京、夜の街、ネオンが灯り、高級車がぞろぞろと走っている。2003年には既に中国の億万(人民元)長者は1000人に、百万長者は300万人になったといわれているが、13億の人口から見ると、この数は極一部でしかない。この裏でかなりの人が厳しい生活を強いられているのは間違いないだろう。現在、中国国内では「貧富の差」と「沿海部と内地との差」が大きい問題となり、社会不安定の種であるとも言える。もちろん、政府は「西部大開発」、「最低生活保障」などの政策を次々と打ち出し、貧富の差の縮小に全力を挙げている。しかし、この貧富の差が本当に消えるかどうかが疑問である。(次号からは中国の政治事情)

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2005年11月10日 19:32に投稿されたエントリーのページです。

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