国家の優遇政策により、帰国した留学生の数が年々増えてきた。
しかし、中国のことわざ「魚目混珠」(魚の目玉を真珠の中に混ぜる)が形容したように、海外の学位制度を利用して、あまり学問を身に付けていない者もぼつぼつ出始めている。
特に、海外で留学生の学位が取り易い制度を悪用する者、或いは学術論文を偽造する者が度々あばかれた例がある。
中国の最高学府北京大学と清華大学にもこのような者が現れた。去年11月、アメリカから帰国した清華大学医学部劉×が、他人の論文を自分の研究成果のリストに載せることがばれて、清華大学から除名された。
上述のような信用問題と連年増加する帰国留学生の数などのせいで、最近「海亀派」でも就職がみつからない者もでてきた。これも四声の話につながるが、中国では就職待機する一文字の「待(dai)」を「帯(dai)」に置きかえて「海帯」という言葉が生まれている。「海帯」のそもそもの意味は昆布のことで、就職が決まらず社会という海の中に漂っている状態を言う。
(次号からは中国の都市と農村)