クレジットアナリストの活躍する時期?
アメリカではGMに代表されるような大企業の業績が悪化しています。もしかするとクレジットアナリストが活躍する時期にさしかかっているかもしれません。ご承知のようにアメリカではアナリストには2種類あります。日本では通常アナリストといえば、会社訪問をして企業業績の予想をたてる証券アナリストを指しますが、アメリカには証券アナリストのほかにもうひとつのアナリストがいます。それがクレジットアナリストです。
クレジットアナリストは、どのような仕事をするのでしょうか。読んで字のごとくクレジットの調査が仕事ですが、企業が発行した社債の安全性を調査するのです。もっと具体的にいうと企業が発行した社債の元利金の支払いに問題がないかどうかという、信用リスクの調査が仕事なのです。自動車会社の例をとり説明してみましょう。アメリカでは自動車メーカーの子会社がCPや社債などを発行し資金調達をします。その調達した資金を傘下のディーラーに貸付け、ディーラーはその資金を自動車販売に活用するという仕組みです。ですから、自動車販売が低迷するとディーラーの収益を直撃するばかりではなく、社債などの信用リスクのリスクや発行した会社の格付けなどに大きく影響するのです。
このように企業業績が悪化するとクレジットアナリストが活躍しますが、業績の低迷が短期間で終了するかどうかで、クレジットアナリストの活躍の時期が決まります。証券アナリストが活躍する時期が待たれます。