今月3度目の大阪出張になりました。前回2回は仕事と遊びを兼ね土日に行きましたが、今回はウイークデイに行き上場企業を訪問しました。前回訪問したのが8月末でしたので、この2ヶ月間に当方のプロポーザルがどのように評価していただけたのかを確認に行ったのです。そのプロポーザルのとは別にいろいろ話が出ましたが、企業の時価総額を高めるにはどうしたらよいか、また、個人投資家はデイトレーダーに代表されるような短期売買が中心なので、もう少し長めに保有してもらいたいと考えており、そのための何かよい対策はないかと聞かれました。確かにデイトレーダーは動いているものに飛び乗りますので、その分株価の変動幅は大きくなります。株価が大きく変動すると、下がった場合にクレームがきて対応が大変だそうです。ですから、長期的に保有してもらえる個人投資家の比率を高めたいというものです。
時価総額を高めるには、企業が手にするフリーキャッシュフローを高めるのが王道です。そのための選択肢はいろいろありますが、どのような対策がとれるかは、その企業の企業風土、製品の成熟度、財務内容などが複雑に絡み合っていますので簡単には言えません。問題は同じでも会社の状況はそれぞれで違いますので、結論は同じということにはなりません。ここにコンサル業務が発生するのです。
後者の問題は、個人投資家に長期的に成長する企業であることを認知させれば、短期的な株価変動にも無関心になりますのですむ問題でしょう。その際、場合によっては従来の投資尺度ではかるのではなく、新たな投資尺度を作りそれで計るという作業も必要になります。当然のことながら新たな投資尺度の導入には、投資家に使ってもらうための啓蒙運動が必要になります。
今回の大阪出張はいろいろなコンサル事業が発生する可能性があることを再認識させられました。