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アナリストから見た説明会

 決算説明会や会社説明会は、アナリストにとって重要な、ある意味で得がたい経験ができる場なのです。決算説明会での経営陣による重要事項の説明や配布資料は、会社の状況や将来こうあるべきであるとする計画を端的に述べた資料の価値は大変貴重なものなのです。切れ味鋭く分析、評価し、さらには将来像を提示してくれる資料は、説得力があり何事にも変えがたい価値があります。
 しかし、そればかりではありません。その企業を取り巻く環境の変化、問題点に対してどのように考えているか、いろいろな選択肢のある中でどのような対策を採ろうとしているのか等を、経営陣は自らの言葉で述べますから、経営陣の考え方がよくわかる場でもあるのです。この自らの言葉で業績なり、ビジョンなりを説明するということは、アナリストやファンドマネージャーからすれば願ってもないチャンスなのです。それは企業の根幹である経営陣の評価ができる「場」だからです。このようなしっかりした考えをもつ経営者なら、大丈夫だとか、人材面のバランスから見て環境の変化に十分対応ができるだろうとか、特に創業者の場合は、自己の企業に対する思い入れ、何のために創業したか等の企業のミッションがわかります。
 ですから、この決算説明会や会社説明会は、企業サイドから見ると、投資家への情報提供の場ですか、その情報には、投資のために必要ないろいろな情報が含まれているといえます。
 分析には「定量分析」と「定性分析」があります。数字からの分析が定量分析で、数字に表れない分析が定性分析です。決算説明会や会社説明会は経営者・経営陣の資質を評価するという定性分析の場でもあるのです。

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2006年02月28日 22:05に投稿されたエントリーのページです。

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